Letter 発生:胚の筋前駆細胞と衛星細胞に共通する体節中の起源 2005年6月16日 Nature 435, 7044 doi: 10.1038/nature03572 胚でも成体でも骨格筋の成長は、筋肉中に存在する筋前駆細胞の増殖と分化によって起こる。この前駆細胞については、その重要性にもかかわらず、胚における起源が不明である。今回我々は、ニワトリ体節でのエレクトロポレーションによる緑色蛍光タンパク質導入、ビデオ共焦点顕微鏡による細胞の運動の解析、およびウズラ-ニワトリ移植実験を利用して、体節の背側区画である皮筋板が、胚や胎児期の体幹筋肉の成長に寄与する筋前駆細胞集団の起源となることを明らかにする。さらに細胞系譜の長期にわたる解析から、成体の骨格筋の前駆細胞であることが知られている衛星細胞も、同じ皮筋板細胞集団から生じることもわかった。胚の筋前駆細胞と衛星細胞は、もとをたどると皮筋板という共通の起源をもつとの結論を得た。 Full Text PDF 目次へ戻る