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宇宙:超低温火山からと思われる揮発性ガスの放出を示すタイタンの近赤外線画像

Nature 435, 7043 doi: 10.1038/nature03596

タイタンは太陽系で唯一、高密度な大気をもった衛星である。表面の圧力は1.5バールであり、地球に似てN2が大気の主要成分である。メタンは2番めに主要な成分であるが、これは107年の時間スケールで光解離する。この短い時間スケールから、タイタンが表面あるいは表面下に、大気を補充するための炭化水素の貯蔵庫を有している可能性が示唆されてきた。本論文では、カッシーニ探査機によって2004年10月26日に得られたタイタンの近赤外線画像を報告する。これらの画像は広いメタンの海は存在していないことを示すが、微妙なアルベドの変化がみられ、もっと固い(おそらく氷の)表面について考えられるような地形学的な変化が示唆される。さらに我々は、他の氷に覆われた衛星に見られるいかなる地形にも似ていない、およそ30 kmの直径の円形構造を発見した。我々は、その構造がメタンをタイタンの大気へ放出する、氷のプリュームの湧出によって形成されたドームであると考える。

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