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物理:X線吸収分光法によるフェムトメートルスケール原子変位の測定

Nature 435, 7038 doi: 10.1038/nature03516

広域X線吸収微細構造(EXAFS)の測定において、X線吸収端の高エネルギー側に生じる振動の周波数を使って物質中の原子間距離を決定できる。我々は、可動部分がない分散型X線スペクトロメータを使い、磁歪によって周期的な歪を生じている鉄−コバルト薄膜において、Fe K端からのEXAFSの差を最小のエネルギードリフトで高速測定した。磁歪は差分X線吸収によって検出できることがわかった。記録したシグナルの雑音に対する相対的な大きさから、平均して1フェムトメートルの原子変位差を検出する感度が得られることが示された。これは通常得られる感度の100倍以上である。

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