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免疫:強力なI型インターフェロン誘導のためのMyD88-IRF-7シグナル伝達の時空間的制御

Nature 434, 7036 doi: 10.1038/nature03547

形質細胞様樹状細胞における、Toll様受容体9 (TLR9)の活性化を介した強力なI型インターフェロン (IFN-α/β)誘導は、免疫の重要な一側面である。この誘導は、MyD88アダプターと相互作用し活性化される転写因子IRF-7に完全に依存している。しかしながら通常の樹状細胞など、他の細胞種ではなく、形質細胞様樹状細胞のみがMyD88-IRF-7依存性IFN誘導経路を活性化できる仕組みについては知られていない。本論文では、MyD88-IRF-7シグナル伝達系の時空間的制御が、TLR9活性化に応じた高レベルのIFN誘導にとって非常に重要であることを示す。IFN誘導性のTLR9リガンドであるA/D型CpGオリゴデオキシヌクレオチド(CpG-A)は、MyD88-IRF-7複合体とともに形質細胞様樹状細胞のエンドソーム小胞に長い期間保持される。しかし通常の樹状細胞では、CpG-Aは速やかにリソソーム小胞に輸送される。我々はさらに、陽イオン性脂質を用いてCpG-Aがエンドソームに保持されるように操作すると、通常の樹状細胞でも強力なIFN誘導を開始できることを示す。また本来IFN非誘導性であるTLR9リガンドB/K型オリゴデオキシヌクレオチド(CpG-B)も、この方法によりエンドソームにおけるIFN経路の活性化が可能であることも示す。したがって本研究は、空間的なTLR9シグナル伝達の制御についての理解を深め、治療応用への新たな道を示唆するものである。

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