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進化:種の多様性は種分化を押し進める可能性がある

Nature 434, 7036 doi: 10.1038/nature03450

進化生態学および保全生物学が抱える根本的疑問の1つは、なぜ一部の地域では他の地域に比べて種の多様性が際立って大きいのかという問題である。「島の生物地理学の理論」では、移入や絶滅の果たす役割は、島の大きさや移入者供給源からの近接度と相関性があるとし、種分化の役割も重要要因の1つとみなされている。しかし、まだ探究されていない要因として、種の多様性そのものが種分化の促進を助けている可能性があり、実際、島の生物地理学の理論の中心的な教義はこうした予想を支持している。今回我々は、カナリー諸島とハワイ諸島の火山性群島の植物と節足動物に関するデータを使い、種の多様性と多様化の速度との間に正の相関性が存在するかどうかを調べた。各島の在来種の比率を多様度指数とし、この指数が種数の増加とともに増えるとする我々の予想を検証した。本論文では、島々の重要な物理的特徴のいくつかに抑制をかけた後でも、多様化は種数と強く相関することを示す。

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