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免疫:IRF-7はI型インターフェロン依存性免疫応答のマスター調節因子である

Nature 434, 7034 doi: 10.1038/nature03464

I型インターフェロン(IFN-α/β)応答は、ウイルスに対する免疫応答に必須である。IFN-α/β応答は、多くの細胞種においては細胞質におけるウイルス認識によって惹起されるが、特殊に分化した形質細胞様樹状細胞においては、Toll様受容体9 (TLR9)サブファミリーとそのアダプター分子であるMyD88を介するシグナルにより、強力に惹起される。我々はIrf7遺伝子を欠損するマウス(Irf7-/-マウス)を用いることによって、転写因子IRF-7が、ウイルス活性化MyD88非依存的経路およびTLR活性化MyD88依存的経路の双方によるIFN-α/β遺伝子誘導において不可欠であることを示す。ウイルス感染によるMyD88非依存的なIFN-α/β遺伝子誘導は、Irf7-/-繊維芽細胞において著しく損なわれている。これと一貫して、Irf7-/-マウスはウイルス感染に対してMyd88-/-マウスより脆弱であり、血清IFNレベルの著明な減少も認められる。これらのことは、ウイルス感染時の自然免疫応答における、IRF-7依存的な全身性IFN応答誘導の重要性を示している。さらに、形質細胞様樹状細胞での、TLR9サブファミリー活性化による強力なIFN産生誘導も、完全にIRF-7依存的である。またこのMyD88-IRF-7経路は、 CD8+ T細胞応答誘導を制御している。したがって、自然免疫応答に必須であるIFNの全身性産生、そして適応免疫応答に必須である形質細胞様樹状細胞からのIFNの局所的作用、いずれのIFN応答も、IRF-7によって調節されている。

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