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免疫:ナチュラルキラーT細胞による細菌スフィンゴ糖脂質の認識

Nature 434, 7032 doi: 10.1038/nature03407

ナチュラルキラーT(NKT)細胞は、迅速なサイトカイン分泌を介して多種多様な免疫応答を調節し得る高度に保存されたTリンパ球亜集団を構成する。NKT細胞は、クラスI様抗原提示分子であるCD1dによって提示される糖脂質を認識する。NKT細胞は、均一なT細胞抗原受容体(TCR)α鎖を有するが、この均一なTCRが微生物抗原を認識するかどうかについてはいまだ議論の余地がある。本論文では、マウスおよびヒトNKT細胞の大部分が、リポ多糖を含まないグラム陰性細菌であるSphingomonas由来のスフィンゴ糖脂質を認識することを示す。この細菌抗原もしくは細菌に対する曝露の後、NKT細胞はin vivoで活性化され、またNKT細胞を欠失するマウスでは肝臓のSphingomonasのクリアランスに著しい欠陥が見られる。これらのデータは、NKT細胞が抗原受容体による認識を介して特定の微生物に対する自然型免疫応答をもたらすTリンパ球であること、またNKT細胞がToll様受容体4のようなパターン認識受容体によって検知することができない細菌に対する防御に役立っている可能性を示唆している。

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