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細胞:分裂酵母Mes1pはサイクリンCdc13pの分解を阻害して減数第二分裂の開始を保証する

Nature 434, 7032 doi: 10.1038/nature03406

減数分裂は、真核生物が卵、精子および胞子を産生する際の特別な様式の核分裂である。減数分裂は第一分裂(MI)と第二分裂(MII)からなり、それらが連続して起こる。MIは還元分裂であり、両親由来の相同染色体が分離する。MIは減数分裂特異的コヒーシンおよびその保護因子からなる精巧な仕組みにより支えられている。MIIは均等分裂であり、複製された姉妹染色分体が、有糸分裂の時と同様に分離する。一般に、MIIは有糸分裂の仕組みを模倣していると考えられている。しかし、分裂酵母のMes1pは、MIIには必須であるが、有糸分裂には必要ではない。mes1-B44変異株はMIIの前で停止する。mes1の転写は栄養増殖下の細胞では低く、MI後半からMII後半にかけての限られた時期に増大する。mes1のメッセンジャーRNAは、減数分裂特異的なスプライシングを受ける。本論文では、Mes1pが第一分裂後期におけるサイクリンの分解を抑制する因子であることを報告する。Mes1pはAPC/C(anaphase promoting complex/cyclosome;後期促進複合体/サイクロソーム)の活性化因子であるSlp1pと結合し、Slp1pがCdc13pをタンパク質分解へと導く機能を阻害する。Mes1p がAPC/C依存性のCdc13p分解を阻害することは、アフリカツメガエル(Xenopus)の卵抽出液の系においても再現できた。今回の結果から、MIIの遂行に必要とされる十分なレベルのMPF(M期促進因子)活性を保つのに、Mes1pが非常に重要な役割を果たすと考えられる。

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