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医学:ITAMモチーフを介した共刺激シグナルは骨のホメオスタシスに関してRANKLと協調する

Nature 428, 6984 doi: 10.1038/nature02444

共刺激シグナルは免疫細胞の活性化に必要であるが、他の生体システムに寄与しているかどうかについては知られていない。骨格系の発達とホメオスタシスは、骨形成と骨吸収のバランスに依存している。RANKL (receptor activator of NF-κB ligand)は、マクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)存在下において、骨吸収細胞である破骨細胞の分化を制御する。しかし、どのようにRANKLが破骨細胞形成にとって重要な転写因子である活性化T細胞転写因子c1(nuclear factor of activated T cells c1)の誘導をもたらすカルシウムシグナルを活性化するかについては明らかになっていない。今回我々は、ITAM (immunoreceptor tyrosine-based activation motif)を有するアダプター分子であるFc受容体共通γサブユニット(FcRγ)およびDAP12 (DNAX-activating protein 12)を二重に欠損するマウスが、破骨細胞分化の障害のために重篤な大理石骨病を呈することを示す。破骨細胞前駆細胞では、FcRγとDAP12は多数の免疫受容体と会合し、ホスホリパーゼCγを介したカルシウムシグナル伝達系を活性化する。従って、多数の免疫受容体によって活性化されるITAM依存性共刺激シグナルは、骨のホメオスタシスの維持に不可欠である。これらの結果は、RANKLとM-CSFだけでは破骨細胞形成に必要なシグナルを活性化するのに十分ではないことを示している。

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