Research Press Release
【材料科学】光で描く
Nature Communications
2014年12月3日
紫外線を使って折り曲げ自在な表面上に文章や絵を印刷する方法についての報告が、今週掲載される。この系では、インクの補給なしに何度も印刷することが可能である。
今回、Yadong Yinたちは、光活性染料を表面に組み込み、この表面のいろいろな部分に紫外線を照射することで、染料の色を変えられることを明らかにした。そして、あらかじめ印刷されたマスクを用いてフィルムの特定の部分を覆うことで、印刷された標準的な文章やマイクロメートルの大きさの模様などを制御できることも明らかになった。この模様は数日間保持され、必要に応じて加熱することで消去できた。Yinたちは、この再利用可能なディスプレイによって紙とインクの需要が減ることを期待しているが、そのためにはさらなる研究の進展が必要とされる。
doi:10.1038/ncomms6459
「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。
注目のハイライト
-
古生物学:古代の巨大カンガルーは必要とあれば跳躍できたScientific Reports
-
考古学:インドネシアで発見された最古の岩絵Nature
-
遺伝学:妊娠喪失に関連する染色体異常の遺伝子多様Nature
-
進化:アファール地方の絶滅したホミニンNature
-
環境:地球規模の大気中マイクロプラスチック排出量の調査Nature
-
ロボット工学:便利な手を持つロボットは這い回り、物を拾い上げることができるNature Communications
