Research Press Release
圧力を見る
Nature Materials
2013年7月22日
指でタッチしたときの位置と強度を瞬時に可視化できる柔軟な電子「皮膚」についての報告が、今週オンライン版に掲載される。試作品は、かけた圧力に応じて輝度が変化するカラーピクセルアレイがプラスチック基板上に搭載されたものであり、人間が読めるインターフェースの外部接続がなくても動作する。
Ali Javeyらは、圧迫すると電流を流す導電性ゴムと有機発光ダイオードマトリックスとを組み合わせてデバイスを作製し、各ダイオードにかかる力によって発光強度を調節できること、つまり強く押すほど明るく光ることを示した。このセンサー・ディスプレイ一体型デバイスは、曲面に対応可能なフレキシブルプラスチック基板の上に搭載されている。
Javeyらによると、このデバイスは、プラスチック基板を用いて達成できる複雑さの程度を示す例であるとのこと。今回の研究で、大面積フレキシブル基板上に電子回路、発光ダイオード、センサーを実現する手法が利用可能になった。これを基に、自動車、ロボット工学、医学などへの応用向けにさまざまな集積システムの設計・作製が可能になるかもしれない。
doi:10.1038/nmat3711
「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。
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