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人間行動学:全国的な実験で明らかになった、成長型マインドセットが学業成績を改善する状況

Nature 573, 7774 doi: 10.1038/s41586-019-1466-y

行動科学における世界的な優先事項の1つは、青年の学業成績を集団レベルで改善し得る、費用対効果の高いスケーラブルな介入法を開発することである。しかしこれまでのところ、そのような介入法で、集団に一般化可能なサンプルで評価が行われた例はない。今回我々は、米国の中等教育における生徒の全国代表サンプルで、知的能力が発達可能であることを教える短時間(1時間未満)のオンライン成長型マインドセット介入を行った結果、学習到達度が相対的に低い生徒で成績が向上し、高等数学コースへの全履修登録者数が増加したことを示す。注目すべきは、この研究で、成長型マインドセット介入の影響が持続する学校の状況が明らかになったことである。この介入は、同級生の規範が介入のメッセージに合致していた場合に、成績を向上させた。この結論の信頼性は、独立したデータの収集と処理、解析の事前登録、盲目化したベイズ解析による結果の実証により得られている。

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