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教育不均等:アフリカ全土における教育達成の地域的変動のマッピング

Nature 555, 7694 doi: 10.1038/nature25761

生殖年齢の女性の教育達成は、小児死亡率および母性死亡率の低下、出生率の低下、リプロダクティブヘルスの改善と関連している。教育達成の比較解析は、国レベルでしか行われておらず、これが地域的不均等のパターンを不明瞭にしている可能性がある。都市人口と農村人口との間に大きな格差が存在することを示唆する証拠があり、アフリカ諸国では、「持続可能な開発目標」の教育目標へ向けた進捗の大部分がどこで起きているのかという疑問が生じている。本研究では、国内における不均等を調べるため、5 km四方の格子状区画ごとに学校教育の年数を予測し、地域レベルで年齢と性別ごとの平均的な教育達成を推定した。その結果、アフリカでの教育達成は、2000~2015年に著しく増加していたが、地域間と性別間には大きな差異が根強く残っていることが分かった。こうした差異は多くの国々で拡大しており、特にサヘル全域で顕著だった。高分解能で比較可能なこれらの推定結果によって、持続可能な開発目標の時代に進捗をもたらす上で必要となる、政策決定者による精密に標的化された介入の計画が改善されるだろう。

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