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遺伝:酵母のヌクレオソームの位置を塩基対レベルの分解能で示すマップ

Nature 486, 7404 doi: 10.1038/nature11142

ゲノムDNA上でのヌクレオソームの厳密な位置は、染色体の機能のさまざまな面に影響している可能性がある。しかし、ヌクレオソームのマッピングに使われる既存の手法では、厳密な位置決めに必要な単一塩基対レベルの精度が得られない。今回我々は、遺伝子操作したヒストンの化学修飾に基づいてヌクレオソームの中心の位置を直接決める新しい方法を開発し、マッピングを行った。得られた地図では、ヌクレオソームの位置がゲノム全域にわたって、かつてないほど詳細かつ正確に決められている。このマップは、in vivoでのヌクレオソームの編成について、転写因子の結合やRNAポリメラーゼの停止、クロマチン繊維の高次構造などに結びつく新たな側面を明らかにしている。

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