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宇宙:海王星程度の質量をもつ3個の惑星を含む太陽系外惑星系

Nature 441, 7091 doi: 10.1038/nature04828

低質量の太陽系外惑星の過去2年間にわたる探査の結果、7個のいわゆる「ホットネプチューン」あるいは「超大型地球型惑星」が、太陽に似た恒星の周囲で発見されている。これらの惑星は、地球よりも5〜20倍大きな質量をもち、2〜15日周期の中心に近い軌道で主に発見されている。本論文では、恒星HD 69830の近くを8.67日、31.6日、197日の周期で軌道運動し、海王星程度の質量をもつ3つの惑星からなる系について報告する。この恒星は、おそらく1 AU(太陽と地球間の距離)以内の小惑星帯が原因と考えられる赤外超過を示すことが既に知られていた。シミュレーションでは、系が力学的に安定な配置にあることが示される。理論的な計算からは、内側の2つの惑星が主に岩石質の組成をもつと考えられる一方で、外側の惑星はおそらく、岩/氷でできたコアを取り巻く、かなりの量のガスからなる外層をもつと考えられる。外側の惑星は、この恒星における生命生存可能領域(ハビタブル・ゾーン)内を軌道運動している。

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