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News & Views

惑星科学:果てを越えたか?

Planetary Science: Over the edge? p.21

2機のボイジャー探査機は、太陽系の境界を越えたところに向かって飛び続けている。そして、今回ボイジャー1号が太陽風の「端」、つまり末端衝撃波面に遭遇した可能性がある。しかし、これには異論が無いわけではない。

doi: 10.1038/426021a

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進化生物学:あの手この手の卵争奪戦

Evolutionary biology: Scramble for the eggs p.22

雄鶏は、交尾の際に射精液の量を複数の要因によって手加減しているようだ。つまり、オス同士の競争の程度、前にも雌と交尾をしたかどうか、そして、雌の生殖的な「価値」が要因となるらしい。

doi: 10.1038/426022a

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微生物学:壊して侵入

Microbiology: Destructive approach p.23

ネズミチフス菌は、アクチンフィラメントを再配列するタンパク質を注入することによって腸管細胞に入り込む。その後、細菌の持つ別のタンパク質が現状回復を行う。こういうこと全てを段取りよく行うのは、タンパク質の分解によっている可能性がある。

doi: 10.1038/426023a

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フェムト秒物理学:準粒子の誕生

Femtophysics: Birth of a quasiparticle p.23

電子デバイスが小型化するにつれて、「準粒子」として記述される、電子とシリコン結晶格子の間の相互作用は重要な問題になっている。極めて短いレーザーパルスを使って、そういう準粒子の誕生を追跡することが可能になっている。

doi: 10.1038/426023b

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神経生物学:波を作り出すシグナル

Neurobiology: Signals that make waves p.25

脳のニューロンはニューロトロフィンというタンパク質を放出する。ニューロトロフィンは、グリア細胞に結合し、その細胞中でカルシウムイオンの波状の放出を起こさせる。これはグリア細胞とニューロンとの間のシグナル伝達回路をつなぐ、まだ見つかっていなかったリンクなのかもしれない。

doi: 10.1038/426025a

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生態学:行動するヤシの木

Ecology: Palms in motion p.26

生きたまま食べられ、それから糞となって投げ出される。もし、食べられるのがアマゾン河流域熱帯森林中のヤシの実で、食べるのが大型の哺乳類だとしたら、それは実に願ったりかなったりのことなのである。

doi: 10.1038/426026a

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細胞生物学:光のメッセージ

Cell biology: Enlightened messages p.27

生細胞中のRNAの動きを追うための、蛍光を使った追跡系が考案された。短い核酸鎖が分子ビーコンとしてメッセンジャーRNAに結合され、光のメッセージを送り出す。

doi: 10.1038/426027a

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Article

生化学:ミトコンドリアADP/ATPキャリアーのカルボキシアトラクチロシドとの複合体構造

Structure of mitochondrial ADP/ATP carrier in complex with carboxyatractyloside p.39

doi: 10.1038/nature02056

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Letters

宇宙:太陽からおよそ85AUの距離で太陽風から脱出したボイジャー1号

Voyager 1 exited the solar wind at a distance of 85 au from the Sun p.45

doi: 10.1038/nature02068

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宇宙:太陽圏の末端衝撃波面付近の高エネルギー粒子の増加

Enhancements of energetic particles near the heliospheric termination shock p.48

doi: 10.1038/nature02066

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物理:時間-周波数空間で観測したシリコンにおける準粒子の誕生

The birth of a quasiparticle in silicon observed in time?frequency space p.51

doi: 10.1038/nature02044

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物性:強誘電体分極の磁気制御

Magnetic control of ferroelectric polarization p.55

doi: 10.1038/nature02018

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化学:水溶液中における車輪型Mo154酸化物クラスターのベシクルへの自己集合

Self-assembly in aqueous solution of wheel-shaped Mo154 oxide clusters into vesicles p.59

doi: 10.1038/nature02036

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地球:大洋中央海嶺における海底噴火時の海水と溶岩の相互作用

Interaction of sea water and lava during submarine eruptions at mid-ocean ridges p.62

doi: 10.1038/nature02032

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生態:共生生活をするハナシガイ科二枚貝の異常に伸びる足による硫化物の採掘

Sulphide mining by the superextensile foot of symbiotic thyasirid bivalves p.65

doi: 10.1038/nature02095

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進化:ニワトリの雄に見られる巧妙な精子配分

Sophisticated sperm allocation in male fowl p.70

doi: 10.1038/nature02004

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細胞:短縮型のTrkB-T1はグリア細胞においてニューロトロフィンが誘発するカルシウムシグナル伝達を媒介する

Truncated TrkB-T1 mediates neurotrophin-evoked calcium signalling in glia cells p.74

doi: 10.1038/nature01983

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発生:ショウジョウバエのエクジソン依存的な発生におけるヒストン H3 のリジン4のメチル化

Methylation at lysine 4 of histone H3 in ecdysone-dependent development of Drosophila p.78

doi: 10.1038/nature02080

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発生:マウスのヘッジホッグ情報伝達には鞭毛内輸送タンパク質が必要である

Hedgehog signalling in the mouse requires intraflagellar transport proteins p.83

doi: 10.1038/nature02061

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細胞:S期にDNA損傷に応じて起こるβ-TrCPによるCdc25Aの分解

Degradation of Cdc25A by -TrCP during S phase and in response to DNA damage p.87

doi: 10.1038/nature02082

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生化学:エクジソンホルモン受容体のリガンド結合ポケットにおける構造的適合性

Structural adaptability in the ligand-binding pocket of the ecdysone hormone receptor p.91

doi: 10.1038/nature02112

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生化学:ジンクフィンガー-RNA複合体の結晶構造から明らかになった分子認識の2つの様式

Crystal structure of a zinc-finger?RNA complex reveals two modes of molecular recognition p.96

doi: 10.1038/nature02088

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