注目の論文
ホジキンリンパ腫に関連する遺伝的多型
Nature Genetics
2010年11月1日
Variants associated with Hodgkin’s lymphoma
古典的ホジキンリンパ腫(cHL)に関連する遺伝的多型について報告する論文が、Nature Genetics(電子版)に掲載される。古典的ホジキンリンパ腫は、リンパ節のがんであり、先進国の若年成人に最も多いがんの1つだ。
R Houlstonらは、英国の589症例と5,199健常対照例について古典的ホジキンリンパ腫のゲノムワイド関連解析を行い、その後、別の4つのコホートで追試を行って、当初の解析結果を再現した。その結果、古典的ホジキンリンパ腫に関連する3つのゲノム領域を新たに同定し、これを基づいて、古典的ホジキンリンパ腫にはMYC、GATA3、NFkB各遺伝子の経路が関与していると結論付けた。また、Houlstonらは、過去に報告のあるヒト白血球抗原(HLA)クラスII領域との関連についても再現し、この領域と古典的ホジキンリンパ腫の感受性が最も有意に関連していることを明らかにした。
doi: 10.1038/ng.696
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