注目の論文
アルツハイマー病における過剰な脂肪酸
Nature Neuroscience
2008年10月20日
Excess fatty acid in Alzheimer’s disease
アルツハイマー病のマウスにおいて、脳の脂肪酸代謝の変化を補正することによりこの疾患に伴う認知障害を回復できることが、NatureNeuroscience(電子版)の論文で報告される。この研究からアルツハイマー病患者の治療介入に適した標的が浮かび上がる。
アルツハイマー病のモデルマウスを利用して、L Muckeらはアラキドン酸として知られるω-6脂肪酸の一種が特異的に増加し、その代謝産物も増加することを観察した。アミロイドβペプチドはアルツハイマー病患者の脳にみられる異常な沈着物であり、アラキドン酸代謝酵素の活性化に影響する。この酵素の作用を阻害したところ、マウスはいくつかの学習・記憶課題の遂行に著しい改善を示した。
doi: 10.1038/nn.2213
注目の論文
-
5月14日
健康:肥満の増加は低所得国でより急速に進んでいるNature
-
5月14日
古生物学:古代の歯が原初的な人類集団間の交流を示唆しているNature
-
5月13日
医学:体重減少後の維持に役立つ可能性のある戦略Nature Medicine
-
5月12日
神経科学:脳の解読技術を用いて音声の音量を選択的に高めるNature Neuroscience
-
5月7日
生態学:花粉媒介者は小規模農家の健康と収入を支えているNature
-
5月6日
遺伝学:アンデス先住民はデンプン豊富な食事への遺伝的適応を示しているNature Communications
