注目の論文
流体版四重極の作製
Nature Communications
2011年9月7日
Engineering liquid quadrupoles
静電四重極の流体版が作り出され、細胞生物学における幹細胞の培養手段としての利用可能性が考えられている。この成果を報告する論文が、今週、Nature Communicationsに掲載される。
四重極には数多くの工学用途があり、とりわけ注目すべきなのが、荷電粒子ビームを収束させるために用いる磁石としての用途だ。一方、四重極の流体版については、これまで実験的応用の報告はなかった。今回、D Junkerたちは、磁場ではなく、流動液体によって構成されるマイクロ流体四重極を実証した。この四重極では、中心にある「よどみ点」の大きさと位置を容易に調節できる。よどみ点からは濃度勾配が形成され、溶液が極間を移動できるようになる。この流体四重極は、幹細胞のように、通常、閉じた流路内での培養が難しい細胞を培養するためのプラットフォームになるかもしれない。
doi: 10.1038/ncomms1471
注目の論文
-
2月19日
社会科学:Xのアルゴリズムは政治的態度に影響を与えるかもしれないNature
-
2月17日
医学:サイケデリックはうつ症状を素早く軽減できるNature Medicine
-
2月12日
生物多様性:サンゴ礁の食物連鎖が短縮されているNature
-
2月11日
地球科学:地球の核には水素の海が存在する可能性Nature Communications
-
2月10日
医学:大規模言語モデルが一般市民の医療に関する意思決定を改善しないかもしれないNature Medicine
-
2月6日
スポーツ:試合日には「サッカー熱」が最高潮に達するScientific Reports
