注目の論文
鼻は知っている
Nature Neuroscience
2011年9月26日
The nose knows
ヒトの鼻にある嗅覚受容体の配置は、快いとか不快だとかの匂いの感じ方によってある程度決まっているとの報告が寄せられている。匂いに対する主観的な好みはヒトならば報告できるが、動物では評価が難しい。これらの研究結果 は、嗅覚受容体の応答を系統的に調べた最初の考察である。
N Sobelらはヒトの鼻粘膜で、さまざまな匂いに対する神経活性を直接測定した。さらに、被験者にはそれぞれの匂いの快さ(または不快さ)を判定してもらった。ある快い匂いに最も応答する部位は他の快い匂いに対しても強く応答しがちで、不快な匂いに最も応答する部位は他の不快な匂いに対しても強く応答する可能性があるとわかった。
doi: 10.1038/nn.2926
注目の論文
-
10月16日
古生物学:アルゼンチンの恐竜たちはどのようにして首を長く伸ばしたのかNature
-
10月16日
古生物学:初期のホミニンの手を解明するNature
-
10月10日
動物の行動:犬はおもちゃにすっかり夢中Scientific Reports
-
10月8日
材料科学:通常のプラスチックと同等の強度を持つ生分解性の竹プラスチックNature Communications
-
10月3日
動物の行動:ネグレクトされた子犬は成犬になるとより攻撃的で恐怖心が強くなるScientific Reports
-
10月2日
遺伝学:自閉スペクトラム症の遺伝的に異なる形態Nature