Press release

Nature創刊150周年 東京大学で記念シンポジウムを開催

2019年3月28日

 

基礎研究から市民社会へ:日本の科学の未来を考える

東京  2019年3月28日

Nature 150

1869年11月4日に創刊した国際科学誌Nature は、今年で創刊150周年を迎えます。これを記念して、Nature編集長であるMagdalena Skipper(マグダレーナ・スキッパー)が来日し、日本を代表する研究者の方々とともに、「日本の科学の未来 –持続可能な開発目標の達成に向けたビジョン- 」と題した記念シンポジウムに登壇いたします。本シンポジウムは、ネイチャー・リサーチと東京大学が共同で実施し、2019年4月4日に東京大学 安田講堂にて開催いたします。


今回の記念シンポジウムは、基調講演およびパネルディスカッションの二部構成で企画しております。基調講演者には、東京工業大学栄誉教授の大隅 良典氏(2016年にノーベル生理学・医学賞受賞)、筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長・教授の柳沢 正史氏、ならびにNature編集長のMagdalena Skipperが登壇いたします。また、「日本の科学の未来を探る」というテーマで東京大学 大学院人文社会系研究科教授の白波瀬 佐和子氏をモデレーターとして、パネルディスカッションを行います。パネリストには、筑波大学 柳沢氏およびNature編集長 Skipperに加え、東京大学大学院工学系研究科教授の相田 卓三氏および同大学 総長特別参与・サステイナビリティ学連携研究機構教授の沖 大幹氏が参画いたします。


また、本イベントの一環として、「Your Vision - 社会へ貢献するあなたの研究ビジョン -」と題したポスターセッションを開催いたします。日本全国にいる若手研究者自身の研究が将来どのようにして、より良い、そして持続可能な社会へ貢献できるかについての仮説と展望を提示したポスターを発表いたします。優勝なポスター発表者には、Nature編集部からNature賞、東京大学からSDGs*賞をイベント当日、壇上で授与いたします。


本シンポジウムは、ネイチャー・リサーチ主催で東京大学総長 五神 真氏を本部長とした未来社会協創推進本部の企画の一環として開催いたします。持続可能な開発目標の達成を視野に入れた基礎研究の応用、ならびに若手研究者への支援に焦点を向けながら、日本の科学を活性化するうえでの課題やビジョンついて、活発に議論する機会を今回のイベントを通じて提供できましたら幸いに存じます。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。


*SDGs: Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標):2015年に国連サミットで採択された、193の国が取り組む、2030年までの国際目標である持続可能な世界を実現するための17のゴール。


Nature編集長Magdalena Skipperのメッセージ
「日本は、研究において長い歴史を誇る国です。これまで積み重ねた成果を活かすことで、日本は基礎研究を再活性化し、若手研究者の真の可能性を引き出す機会を備えています。今こそ、日本の科学技術の未来を見据えて、持続可能で公正な社会の構築に注力するときです。人類と地球の未来に関する課題に優先的に取り組むことによって、日本は世界をけん引するモデルとなり、持続可能な開発目標(SDGs = Sustainable Development Goals)の推進において重要な役割を果たすことができます。


持続可能な開発目標を真に達成するには、学術界、企業、政策立案者、および市民社会が協力しながら、世界にとって最重要課題に取り組む必要があります。Nature とその出版社であるシュプリンガー・ネイチャーは、科学的な発見の進展と科学的根拠にもとづく持続可能な研究の普及をするうえで、重要な役割を果たしています。今回、Nature 創刊150年をきっかけに、日本を代表する研究者の方々とともに日本の科学に着目すると同時に、科学がどのように社会に最も貢献できるかについて、皆さまと活発な議論を重ねていきたいと考えております。」

【イベント概要】
イベント名: 「日本の科学の未来 –持続可能な開発目標の達成に向けたビジョン- 」
日時:2019年4月4日(木)13:00 –18:00(12:00受付開始)
場所: 東京大学 安田講堂
主催: ネイチャー・リサーチ
共催: 東京大学
言語:  英語(同時通訳はございません)
対象者: 研究者、科学政策立案者、理系学生、科学に関心のある方
参加予定人数: 約700 名
参加費: 無料
キーワード: 日本の科学、若手研究者の支援、SDGs、分野融合、基礎科学の発展・応用など
フライヤーのURL:https://www.natureasia.com/pdf/ja-jp/nature/nature-150/150event_flyer_JP.pdf

 

Nature Research

ネイチャー・リサーチは、生命科学・物理学・化学・応用科学など多岐にわたる分野で高品質のジャーナル、オンラインデータベース、研究者を対象としたサービスなど、科学界への貢献を目的としたサービスから成るポートフォリオを提供しています。Nature(1869年創刊)は世界有数の週刊の国際科学雑誌で、ブランドの中核を成すものです。ネイチャー・リサーチはまた、定期購読用のさまざまなNature関連誌とNatureレビュー誌、さらには、オープンアクセスの分野横断的ジャーナルであるNature CommunicationsやメガジャーナルであるScientific Reports、その他ネイチャー・パートナー・ジャーナル(NPJ)などのオープンアクセス誌も提供しています。ネイチャー・リサーチは、研究、教育、専門領域において世界をリードする出版社であるシュプリンガー・ネイチャーの一部です。

 

Springer Nature

シュプリンガー・ネイチャーは、研究、教育、専門領域において世界をリードする出版社の1つです。革新的なプラットフォーム、製品、サービスを通じて、高品質なコンテンツを提供しています。シュプリンガー・ネイチャーのインプリント、書籍、ジャーナルなどのリソースは、世界中の何百万人ものユーザーに日々届いており、研究者、学生、教師、専門家による発見、学習、成果の達成を支援しています。当社の目的は、傘下のブランドを通じて研究・教育・専門コミュニティーを支援することです。その実現のために当社はこれらコミュニティーを最優先に考え、可能な限り最高水準のコンテンツとテクノロジーを提供し、これらコミュニティーの利益と社会全体のために出版の未来に尽力しています。

 

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2017年7月、東京大学は、総長を本部長とする「未来社会協創推進本部(FSI:Future Society Initiative)」を設置しました。 その目的は、東京大学憲章に示した「世界の公共性に奉仕する大学」としての使命を踏まえ、地球と人類社会の未来への貢献に向けた協創を効果的に推進することです。

 

宮﨑 亜矢子
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