Press release

シュプリンガー・ネイチャー、研究データサービス提供を開始。学術機関・資金分配機関へ早期導入を呼びかけ

2018年1月30日

ロンドン、2018130

シュプリンガー・ネイチャーは、研究コミュニティーによるデータ管理および共有に役立つ新しいサポートサービスを提供します。シュプリンガー・ネイチャー出版誌の著者を対象に20174月に発表したデータ登録サポートの試験提供は順調に進み、20181月にはその対象を全研究者に拡げ、現在では、学術機関・資金分配機関向けに、より広範な研究データサービスを提供しています。

Digital Scienceによる最近の報告書『オープンデータの状況、2017年版(State of Open Data 2017)』によれば、データの共有を行う研究者の割合が増加している一方で、データのアーカイブ・公表・共有への取り組みは、研究者の時間的制約に加えて、データ標準やリポジトリの選択肢、資金分配機関や学術機関が課す要件に関する知識不足が障壁となっているのが現状です。

シュプリンガー・ネイチャーは、こうした課題に対応するため学術機関・資金分配機関向けのサービスとして「Research Data Supportを開発し、上記の問題を打開することを目指しています。

このサービスでは、研究データエディターが、リポジトリへのデータ登録を支援するためにキュレーションによってメタデータの質を高め、発見・アクセス・相互運用・再利用が可能なFAIR(Findable, Accessible, Interoperable, Reusable)というデータ原則に従って、研究データの発見可能性を高めて再利用を促進します。データエディターはまた、著者が要約を書いたり、「データ利用可能性ステートメント(data availability statements)」を作成したりする際に、機械の可読性を高めるだけではなく人間にとっても読みやすくし、データのリンクや引用を向上させるための支援を行います。Figshareでは当初から提供していたように、このサービスはそのデータが論文に関連付けられているかどうかにかかわらず、コード・動画・画像・テキスト・生データ・処理済データなどの全ての学術研究データに利用できます。

また、研究データエディターおよび当社のデータポリシーの専門家によるオンラインセミナーやワークショップに加え、データ管理のポリシーや優れた実践に関する「トレーナー向けトレーニング」資料の提供も行っています。実践的なデータキュレーションのためのワークショップも開催します。

さらに、シュプリンガー・ネイチャーは、学術機関や資金分配機関と協力し、「データ利用可能性ステートメント(data availability statement)」記載の報告方法を開発し、ポリシーの順守を促進するとともに、研究成果やその影響力を追跡しやすくしていきます。

シュプリンガー・ネイチャー、オープンリサーチ・グループのデータおよび新製品開発ディレクターであるGrace Baynesは、次のように述べています。「これらのサービスは、資金分配機関や学術機関の方々のお話を受け、研究コミュニティー内でデータに関する専門知識が不足していることなど、さまざまな懸念を解消するために考案されました。資金分配機関や学術機関は、他にも、優れた実践を奨励したい、データ共有ポリシーの順守を確かなものにしたい、データの共有と適切な管理が当たり前となるよう研究コミュニティーの文化を変えたい、といった希望を持っておられます」

シュプリンガー・ネイチャー、オープンリサーチ・グループのマネージングディレクターであるTim Brittonは、次のように話しています。「これらの学術機関・資金分配機関向けの新サービスの導入により、研究データの管理や共有の優れた実践をお手伝いできることを光栄に感じています。私たちは、オープンデータを促進することにより、研究コミュニティーがオープンサイエンスによってもたらされる多くの恩恵を活用できると考えています。オープンアクセスからオープンリサーチへ、そして、さらにその先に向けて、このような第一歩を踏み出すことを非常に楽しみにしています」

研究者向けの研究データサポートや学術機関向けの追加サービスについて、より詳しくお知りになりたい場合は、当社の以下のウェブサイトをご覧ください。

研究者向け(英語):

https://www.springernature.com/gp/authors/research-data-policy

研究機関向け(英語):

https://www.springernature.com/gp/open-research/institutions/research-data-services

また、以下の研究データコミュニティーサイト(Research Data at Springer Nature)にも、より詳しい情報が掲載されており、専門家によるブログや掲示板、研究データに関する資料をご覧になれます。

シュプリンガー・ネイチャーの研究データ(英語):

https://researchdata.springernature.com/

記者の方々へ:

シュプリンガー・ネイチャーについて

シュプリンガー・ネイチャーは、信頼性が高く、洞察に富む研究を出版しています。新しい知の領域を広げ、世界中のアイデアと情報へアクセスできるようにすることで、発見の進展に貢献しています。 著者の方々が自身の発見を共有しやすくすること。研究者の方々が他の研究者の研究成果を見つけやすく、情報にアクセスしやすく、理解しやすくすること。図書館や研究機関で働く方々のために、技術とデータの形を刷新させ、お仕事しやすくすること。高い品質の出版によって、学協会を支援すること。研究コミュニティーが直面している課題に真摯に取り組むこと。このようにして、私たちは、研究コミュニティー全体にくまなく最良のサービスを提供することができます。

シュプリンガー・ネイチャーは、学術出版社として、SpringerNature ResearchBioMed CentralPalgrave MacmillanScientific Americanといった信頼の厚いブランドを擁しています。

当社サイト: www.springernature.com
ツイッター:@SpringerNature

詳細は、次の担当者までお問い合わせください。

田中 紗織
シュプリンガー・ネイチャー
E:Saori.Tanaka@springernature.com

※本プレスリリースの原本は英語であり、日本語は参考翻訳です。

英語プレスリリース






プライバシーマーク制度