Press release

ネイチャー・リサーチ、Nature Machine Intelligence、Nature Metabolism、Nature Reviews Physicsを新たに創刊

2017年11月24日

20191月、Nature Researchのジャーナル・ポートフォリオに、Nature Machine IntelligenceNature MetabolismNature Reviews Physics3誌が新たに加わります。

Nature Machine Intelligenceは、人とロボットの相互作用、機械学習、コグニティブ・コンピューティングなど、人工知能(AI)とロボット工学分野における最高レベルの研究成果を掲載します。また、マシン・インテリジェンスが、科学の領域のみならず、社会や産業に及ぼす影響について議論する場を設けます。新ジャーナルのチーフ・エディターは、Liesbeth Venema博士が務めます。これまでNatureの理論物理学・応用物理学分野の成長を牽引してきたVenema博士は、近年AIとロボット工学に重点的に取り組んでいます。

Venema博士は次のように述べています。「人工知能やロボット工学を支える技術は、過去10年の間に大きく飛躍し、自動運転車、人工知能による医療診断、気の利くデジタルホームアシスタントなど、私たちをわくわくさせるようなアプリケーションを世にもたらしました。画期的な応用への可能性が他にも数多く控えていますが、AI技術は今や科学と社会のあらゆる分野に影響を及ぼし始めており、その倫理的・社会的・経済的問題についても検討する必要があります

Nature Researchは、マシン・インテリジェンス分野における近年最も心躍る進歩をもたらした数々の研究を出版してきました。その1つが、AIプログラムの「アルファ碁」です。アルファ碁は、碁を学習して、トッププロの棋士を初めて打ち負かしたプログラムです。そのアップデート版の「アルファ碁ゼロ」は、碁の打ち方をゼロから自己学習し、オリジナル版のアルファ碁に対して100100勝するまでになりました

Venema博士はさらに、「AIとロボット工学を取り扱うマシン・インテリジェンス分野は、近年急速に成長しました。私たちNature Researchは、今後もこの分野が成長し続けるだろうと予想しています。Nature Machine Intelligenceでは、AIとロボット工学分野の優れた研究成果の中でも、とくに分野横断的な研究成果の発表の場を提供し、私たちの優れた著者向けサービスをこれまで以上に多くの研究者に提供してまいります」と話しています。

Nature Machine Intelligenceは、理論物理学・応用物理学分野にて、今も成長を続ける強力なNatureブランドの研究ジャーナルのほか、Springer Natureの出版する幅広い書籍やジャーナル、学会報のポートフォリオを補完するものでもあります

デジタルな領域から生物の領域に目を転じて、Nature Metabolismでは、代謝と、代謝の健康という近年急速に発達している分野における優れた研究やCommentaryを掲載します関連分野としては、細胞代謝、老化、概日リズム、食の健康に加えて、糖尿病や肥満等の代謝性疾患などが挙げられます。

Nature Metabolismのチーフ・エディターは、Nature Communicationsの前シニア・エディター兼チーム・マネージャーのChristoph Schmitt博士が務めますSchmitt博士は、Nature Metabolism編集部とともに、Nature Researchの新しいベルリンの拠点にて編集活動を行います。

Nature Machine IntelligenceNature Metabolismは、一次研究論文に加えて、ReviewsCommentariesFeaturesPerspectivesNews & Viewsなどのコンテンツも掲載し、それぞれの分野の研究コミュニティーの関心と関わりの深い問題を幅広く取り上げます。

Nature Reviews Physicsは、理論物理学・応用物理学の全分野を対象としています。Nature Reviews Physicsのチーフ・エディターには、Nature Physicsの前シニア・エディターのIulia Georgescu博士が就任し、編集チームを率います。

Nature Reviews Physicsは、Reviewsファミリーに加わる3番目の物理系科学のジャーナルとなります。Nature Reviews Physicsでは、ReviewsPerspectivesCommentariesなどの従来の論文だけでなく、質の高いRoadmaps、技術・手法・ソフトウエア・データ分析に関するTechnical Reviews、全物理学分野の最新の進歩と動向をふまえたExpert Adviceなどを掲載します。

Nature Machine IntelligenceNature MetabolismNature Reviews Physics3誌は、定期購読方式のジャーナルで、オンライン版のみの提供となります。2018年に投稿の受付を開始し、20191月に創刊号を出版します。Nature Researchの他の全てのジャーナルと同様に、公正かつ厳格な査読プロセス、高水準の編集および制作、迅速な出版、編集の独立性を特徴としています。

詳細は、次の担当者までお問い合わせください。

田中 紗織
シュプリンガー・ネイチャー
E:saori.tanaka@springernature.com

Nature Researchについて

Nature Researchは、生命科学・物理学・化学・応用科学など多岐にわたる分野において、高品質のジャーナル、オンラインデータベース、研究者を対象としたサービスなど、科学界への貢献を志すポートフォリオです。

Nature1869年創刊)は、世界をリードする、国際的な週刊科学ジャーナルです。Nature Researchでは、Natureブランドの幅広い分野の定期購読型ジャーナル、多分野を対象とするトップクラスのオープンアクセスジャーナルNature CommunicationsScientific Reportsなどのオープンアクセスジャーナル、学術機関や学会とのパートナーシップのもとに発行されるさまざまなネイチャー・パートナー・ジャーナルも出版しています。これらのジャーナルでは、世界で最も重要な科学的発見の数々を掲載しています。

オンラインのnature.comは、1カ月当たり900万人を超えるユーザー・アクセス数を誇り、Natureのニュースやコメント、科学分野の求人ページであるNaturejobsなど、Nature Researchのコンテンツが見られています。また、Nature Researchでは、オンラインや対面によるトレーニングのほか、専門家による英文校正など、さまざまな研究者支援サービスも提供しています。

詳細についてはnature.comをご覧ください。twitter公式アカウントは@nresearchnewsです。

本プレスリリースの原本は英語であり、日本語は参考翻訳です

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