注目の論文
太陽がかすむと川が溢れる
Nature Geoscience
2014年10月6日
Solar dimming made rivers swell
1980年代にエアロゾル濃度が上昇したことは、入射する太陽放射をかすませることで、北半球の河川からの流出を著しく増加させる結果となったとの報告が、今週のオンライン版に掲載される。このエアロゾルと河川流出量との関連性が将来にわたって存続するならば、法律が制定されたことで空気の質が改善するため流出量は減少する可能性がある。
20世紀の地表気象の見積もりを詳細な土地被覆モデルと共に用いることで、Nicola Gedneyたちは気候変動に対する河川流出量の応答をシミュレーションした。Gedneyたちは、北半球全体と個別の河床の両方について、河川の流れがエアロゾルに対して統計的に有意な応答をすることを発見した。ヨーロッパで最も汚染が進んでいる河川の1つであるオーデル川流域では、年間の流出量は長期的な平均と比べて最大25%も上昇している。
doi: 10.1038/ngeo2263
注目の論文
-
4月23日
疫学:コウモリ由来コロナウイルスがヒト細胞に侵入する経路を特定Nature
-
4月21日
古生物学:古代の植物はいかにして大量絶滅を生き延びたのかNature Ecology & Evolution
-
4月17日
気候変動:海面上昇の中でヴェネツィアを守るための戦略Scientific Reports
-
4月9日
地球科学:人工光放出の地球規模での変化Nature
-
4月9日
古生物学:ミイラ化した爬虫類が初期の呼吸器系を明らかにするNature
-
4月8日
考古学:マオリ集団の植物中心の食生活を示す証拠Nature Communications
