注目の論文
太陽がかすむと川が溢れる
Nature Geoscience
2014年10月6日
Solar dimming made rivers swell
1980年代にエアロゾル濃度が上昇したことは、入射する太陽放射をかすませることで、北半球の河川からの流出を著しく増加させる結果となったとの報告が、今週のオンライン版に掲載される。このエアロゾルと河川流出量との関連性が将来にわたって存続するならば、法律が制定されたことで空気の質が改善するため流出量は減少する可能性がある。
20世紀の地表気象の見積もりを詳細な土地被覆モデルと共に用いることで、Nicola Gedneyたちは気候変動に対する河川流出量の応答をシミュレーションした。Gedneyたちは、北半球全体と個別の河床の両方について、河川の流れがエアロゾルに対して統計的に有意な応答をすることを発見した。ヨーロッパで最も汚染が進んでいる河川の1つであるオーデル川流域では、年間の流出量は長期的な平均と比べて最大25%も上昇している。
doi: 10.1038/ngeo2263
注目の論文
-
2月24日
農業:主食作物は世界的な森林破壊と関連しているNature Food
-
2月24日
天文学:超巨星の進化の軌跡をたどるNature Astronomy
-
2月20日
環境:ロケットの再突入に直接関連する大気汚染Communications Earth & Environment
-
2月18日
気候変動:温暖化がバレンシアの2024年洪水の激化と関連しているNature Communications
-
2月12日
生物多様性:サンゴ礁の食物連鎖が短縮されているNature
-
2月11日
地球科学:地球の核には水素の海が存在する可能性Nature Communications
