注目の論文
交雑に適した気候
Nature Climate Change
2014年5月26日
A climate for hybridization
気候温暖化によって北米西部のサケ類の交雑(在来種と外来種の異種交配)が増加していることを示した研究論文が、今週のオンライン版に掲載される。こうした相互作用は気候変動下で増強されており、生物多様性に対する深刻な脅威となっている。
今回、Clint Muhlfeldたちは、在来種のウエストスロープカットスロートトラウト(Oncorhynchus clarkii lewisi)と、過去1世紀にわたって米国モンタナ州のフラットヘッド川水系に導入されてきた外来種のニジマス(Oncorhynchus mykiss)の交雑の範囲を調査した。その結果、過去においては、交雑は1つのソース個体群だけに広がっていたが、温暖化が加速したここ30年の間に、交雑は水系を介して上流へ急速に広がったことが分かった。また、春の降水量の減少と夏の川の温度の上昇が、この変化の主な駆動因であることが明らかになった。
doi: 10.1038/nclimate2252
注目の論文
-
8月6日
天文学:高解像度で捉えた太陽Nature
-
8月5日
生物学:食虫植物が150年以上前のダーウィンの予測を支持Nature Communications
-
8月4日
地質学:南極の「血の滝」が古代の海洋生物群集を明らかにするNature Geoscience
-
7月31日
気候:南ヨーロッパでは火災件数が減少する一方、山火事リスクは高まっているScientific Reports
-
7月30日
考古学:空中イメージングによってアマゾンの文明の規模が明らかにNature
-
7月30日
気候:海洋鉄施肥によるエコロジカル・フットプリントの削減Nature
