注目の論文
火星の地殻深部に埋まった炭酸塩岩
Nature Geoscience
2010年10月11日
Carbonate rocks buried deep in the martian crust
火星の表面下数キロメートルには炭酸塩堆積岩の広範な堆積層が埋まっている可能性があるとの報告が、Nature Geoscience(電子版)に掲載される。炭酸塩鉱物が豊富に存在していることは過去に二酸化炭素に富んだ表面の環境が存在していたことを示唆する可能性がある。
炭酸塩鉱物は以前に火星で検出されたことがあったが、その観測はまばらで孤立したものであった。J MichalskiとP Nilesは表面のデータを用いて、火星のシルティス・メジャー火山のそばにあるレイトン・クレーターの地質を評価した。彼らのデータは隕石衝突により地表に露出した広範な炭酸塩鉱物の堆積層を明らかにしている。研究チームは、これらの堆積層はシルティス・メジャー火山の火山物質によってその後に埋設された古代の堆積物を表していると提案している。
doi: 10.1038/ngeo971
注目の論文
-
5月15日
気候:玄武岩はより環境に優しいセメントの鍵となるかもしれないCommunications Sustainability
-
5月14日
気候:複合的な極端気象が炭素収支の再考を迫る可能性Nature
-
5月7日
生態学:花粉媒介者は小規模農家の健康と収入を支えているNature
-
5月5日
気候:大気中のマイクロプラスチックが地球温暖化の一因となるかもしれないNature Climate Change
-
5月5日
天文学:冥王星の類似天体の周囲に薄い大気がある証拠Nature Astronomy
-
4月23日
疫学:コウモリ由来コロナウイルスがヒト細胞に侵入する経路を特定Nature
