注目の論文
大型動物の絶滅により起きた古代オーストラリア植生の変化
Nature Geoscience
2013年7月1日
Ancient Australian vegetation shift caused by large-animal extinction?
オーストラリアで見つかった陸上植物種の4万3000年前の変化は、大型草食動物が絶滅したことにより起きたという見解を示す論文が、今週オンライン版に掲載される。この発見は、それほど昔ではない時期にオーストラリアに入植した人間による火の利用が、大陸で火をおこしやすい植生の発達をもたらす植生の変化を起こしたというこれまでの示唆と反対のものである。
Stefan Schoutenらは5万8000年前から4万3000年前の間の植生と火事の変化を、植物の存在度と植物体の燃焼に対する指標を用いて再現した。彼らは、それ以前に支配的であった植物種の存在度がこの時期に顕著に減少し、それが植物体燃焼の増加と一致していることを示した。この植生の変化の直後にはオーストラリア巨型動物類の絶滅が起きている。
doi: 10.1038/ngeo1856
注目の論文
-
5月15日
気候:玄武岩はより環境に優しいセメントの鍵となるかもしれないCommunications Sustainability
-
5月14日
気候:複合的な極端気象が炭素収支の再考を迫る可能性Nature
-
5月7日
生態学:花粉媒介者は小規模農家の健康と収入を支えているNature
-
5月5日
気候:大気中のマイクロプラスチックが地球温暖化の一因となるかもしれないNature Climate Change
-
5月5日
天文学:冥王星の類似天体の周囲に薄い大気がある証拠Nature Astronomy
-
4月23日
疫学:コウモリ由来コロナウイルスがヒト細胞に侵入する経路を特定Nature
