注目の論文
隕石衝突が地球に生命を植えつける手助けをした
Nature Geoscience
2008年12月8日
Meteorite impacts may have helped spawn life on Earth
最も一般的な種類の隕石が初期の海洋に衝突することで、生命に必要なある種の複雑な有機物分子が生成された、とNature Geoscience(電子版)の研究が報告している。
初期の生命に使われる元素の多くは初期地球に存在したが、それが生命の構成材料としてどのように組織されたかはよくわかっていない。東北大学の古川善博らは推進銃を用いて、鉄と炭素を含む隕石と地球の初期海洋の化学組成を模した水とアンモニアとの衝突をシミュレーションした。高速の衝突の後で研究チームは簡単なアミノ酸を含む有機物分子の混合物を得ることが出来た。
研究チームは、初期地球で頻繁に起きていた隕石衝突事件は、生命の基礎を形成した複雑な有機物分子を生成することに寄与したと結論づけている。
doi: 10.1038/ngeo383
注目の論文
-
8月6日
天文学:高解像度で捉えた太陽Nature
-
8月5日
生物学:食虫植物が150年以上前のダーウィンの予測を支持Nature Communications
-
8月4日
地質学:南極の「血の滝」が古代の海洋生物群集を明らかにするNature Geoscience
-
7月31日
気候:南ヨーロッパでは火災件数が減少する一方、山火事リスクは高まっているScientific Reports
-
7月30日
考古学:空中イメージングによってアマゾンの文明の規模が明らかにNature
-
7月30日
気候:海洋鉄施肥によるエコロジカル・フットプリントの削減Nature
