注目の論文
小さな生物の大量絶滅
Nature Geoscience
2010年3月1日
Small creatures, big extinction
北半球海洋中の小さな植物プランクトンは、6500万年前の大量絶滅事件の際には南半球に生息していたものよりもはるかに速い速度で絶滅したとの報告が寄せられている。北半球の植物プランクトンが復活したのは、南半球の海洋で復活したよりもずっと後であったこともわかった。
20マイクロメートルよりも小さい植物プランクトン集団は、大規模衝突事件と関係がある白亜紀/第三紀大量絶滅事件の際に絶滅した。T Bralowerらは、衝突で生じた破片の雲(このような植物プランクトンが成長するために必要な太陽光を阻止し、金属を含んだ塵を海洋表面に落下させることでそれらに毒を与えた)が北半球に集中したために、絶滅の速度が速くなったと提案している。研究チームはまた、北半球海洋生物多様性の復活は、この地域で植物プランクトンの復活が遅くなったことで遅れた可能性があることを示唆している。
doi: 10.1038/ngeo775
注目の論文
-
5月15日
気候:玄武岩はより環境に優しいセメントの鍵となるかもしれないCommunications Sustainability
-
5月14日
気候:複合的な極端気象が炭素収支の再考を迫る可能性Nature
-
5月7日
生態学:花粉媒介者は小規模農家の健康と収入を支えているNature
-
5月5日
気候:大気中のマイクロプラスチックが地球温暖化の一因となるかもしれないNature Climate Change
-
5月5日
天文学:冥王星の類似天体の周囲に薄い大気がある証拠Nature Astronomy
-
4月23日
疫学:コウモリ由来コロナウイルスがヒト細胞に侵入する経路を特定Nature
