注目の論文
カスケードの下のマグマ
Nature Geoscience
2009年10月26日
Magma below the Cascades
米国ワシントン州のいくつかの火山の下では、部分溶融した岩石の領域が広がっているNature Geoscience(電子版)に発表される。他の方法で確認できれば、これは、これまでに発見された中で最も広く大陸地殻内にマグマを保った領域の1つである。
G Hillらは、北カスケード山脈下部の岩石に対して電気伝導度を測定した。彼らのデータは、その地域の下に電気伝導度が低い物質の層が広がっていることに確証を与えた。彼らはまた、この物質が細い指状にセントヘレンズ山とアダムス火山の下で上昇していることを発見した。
溶けた岩石は固体の岩石よりも低い電気伝導度をもつので、研究者は大陸地殻内にとどまっている部分溶融した岩石の領域があることを示唆している。Hillらによれば、小さい指は、おそらく溶けた岩石が火山のマグマだまりに向けて上昇し、将来の火山活動へマグマを供給している地域を示しているとのことである。
doi: 10.1038/ngeo661
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