注目の論文
水を追跡し続ける
Nature Geoscience
2012年12月3日
Keeping track of water
北米と北ヨーロッパに蓄えられた水の量は過去10年間に増加したという報告が今週号のオンライン版に発表される。この発見は、海水面上昇の正確な予測に重要となる陸上に蓄えられた水の量の研究に、人工衛星データをどのように用いることが出来るかを実証している。
Hansheng Wanngたちは、地球重力場についての人工衛星測定を用いて過去10年間にわたる北米とスカンディナビアの大陸に蓄えられた水の量の変化を追跡した。彼らは、2003年以降これらの場所における大陸水の蓄えはわずかに増加したことを示している。
この研究は、2012年12月3日に公表されるNature GeoscienceとNature Climate Changeの水利用可能性に関する共同ウェブの一部を構成している。
doi: 10.1038/ngeo1652
注目の論文
-
9月17日
持続可能性:15分都市を見つけるためのウェブツールNature Cities
-
9月12日
ゲノミクス:ラパ・ヌイの人口の歴史を再評価するNature
-
9月10日
気候変動:今後20年間の極端な気温と降雨のモデル化Nature Geoscience
-
9月10日
環境:泥炭地で栽培された作物から生成されるバイオメタンがより多くの排出を生むかもしれないNature Climate Change
-
9月5日
環境科学:都市規模にいたるまでのマクロプラスチック汚染の世界的インベントリーNature
-
9月5日
公衆衛生:毛皮動物における病気の伝播による脅威に関する調査Nature