注目の論文
甲虫の大発生により温暖化したカナダ
Nature Geoscience
2012年11月26日
Canada warmed by beetle outbreak
カナダの夏は今世紀になってパインビートルの大発生によって温暖化したという報告が、今週、Nature Geoscience(オンライン版)に掲載される。甲虫により引き起こされたこの温暖化は、森林火災に依るものに匹敵し、この地域の雲の被覆と降雨に変化をもたらした可能性がある。
ブリティッシュ・コロンビアの森林に対する現在のマウンテン・パイン・ビートルの来襲は、これまでカナダで記録された生態系への擾乱では最大級のものである。Holly Manessたちは人工衛星データを用いて、この来襲がこの地域の夏季の気候に与えた影響を検証した。彼らは、この来襲とそれに関連して森林が枯れた結果として蒸発と植物の蒸散が減少し、夏季の地表の温度が約1℃程度上昇したことを示している。
doi: 10.1038/ngeo1642
注目の論文
-
7月2日
天文学:白色矮星を公転する惑星の大気Nature
-
6月30日
進化:出産の困難さはヒトに特有ではないNature Ecology & Evolution
-
6月25日
天文学:ブラックホールの衝突による重力波信号Nature
-
6月25日
遺伝学:北西部に最後に生息したネアンデルタール人の遺伝的多様性Nature
-
6月23日
気候変動:世界中で熱ストレスが深刻化しているNature Climate Change
-
6月19日
環境:支出額上位10%の人々が毎年数兆ドル規模の環境被害を引き起こしているCommunications Sustainability
