注目の論文
巨大都市圏の温暖化
Nature Climate Change
2012年8月13日
Urban Heat
米国アリゾナ州のサン・コリドーのような巨大都市圏(メガポリタン)の拡大によって、その気温が2050年までに最大で摂氏4度上昇する可能性があるとした研究論文が、今週、Nature Climate Change(オンライン版)に掲載される。この新知見は、中心市街地が周辺地域より気温が高いという都市のヒートアイランド現象の解明に寄与し、この影響に対抗するための新技術の有効性を高めるうえでも役立つだろう。
今回、M Georgescuたちは、サン・コリドーにおける都市圏の拡大に関するモデルを作成し、気温と水収支が都市圏の拡大によって影響を受け、気温の日内変動幅が狭くなっていることを見出した。気温の上昇は、都市開発の種類によって左右されるが、通常は、摂氏1度以上の上昇となる。これに対して、クールルーフ技術の設置によって、温暖化効果を著しく緩和できる可能性も浮上している。
doi: 10.1038/nclimate1656
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