注目の論文
氷河への供給
Nature Geoscience
2012年2月20日
Fuelling glaciers
化石燃料の燃焼により発生したエアロゾルはアラスカの氷河に有機物を供給していると、今週号のNature Geoscience onlineに発表された研究が報告している。この発見は、人類活動が氷河中の有機物に影響を及ぼす可能性があることを示している。 氷が融解する期間には、氷河の融解水は川や沿岸水に流入し生物活動に栄養を供給する。Aron Stubbins等はアラスカで氷河表層水と氷河からの流出水中の有機物組成と年代を調べた。彼らは、年代が古いが生物が利用可能な有機物を大量に検出し、化石燃料の燃焼生成物に豊富に含まれるエアロゾルがこの物質の起源として考えられることを示した。このようなことから、研究者は人類活動が氷河からの有機物流出を増幅させていると示唆している。
doi: 10.1038/ngeo1403
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