注目の論文
窒素と気候
Nature Geoscience
2011年8月1日
Nitrogen and climate
陸上生態系に窒素が付加されることが気候にもたらす利点は、窒素酸化物放出が増加することによる相殺であるとの報告が寄せられている。反応性窒素の陸上生態系への付加は、1860年以降人間活動の結果として2倍以上に増加している。
S Zaehleたちは陸上生物圏モデルを用いて、人類起源の窒素が陸上生態系に付加されることの気候への影響について検証した。研究チームは、窒素の入力は1996年から2005年の間に陸上生態系により封鎖された炭素のおよそ5分の1を説明でき、最近の数十年における全球的な窒素酸化物放出増加の大部分を説明できることを示している。彼らは、窒素が原因となった炭素封鎖による放射強制力の減少は窒素酸化物の放出により相殺されると結論している。
doi: 10.1038/ngeo1207
注目の論文
-
4月8日
考古学:マオリ集団の植物中心の食生活を示す証拠Nature Communications
-
4月3日
動物の行動:小さな魚が滝を登るScientific Reports
-
4月2日
古生物学:初期のクモの近縁種が系統樹にその名を刻むNature
-
4月2日
気候科学:煤の排出が少ない航空機エンジンでも飛行機雲を減らさないNature
-
4月2日
天体物理学:ブラックホールの質量における「禁制領域」の確認Nature
-
4月1日
生態学:今後20年が英国の生物多様性保全の鍵となるNature Communications
