注目の論文
氷河と河川の栄養素
Nature Geoscience
2008年8月25日
Glaciers and river nutrients
アラスカ南東部の沿岸流域に流れ込む栄養物の濃度は、一部は河の集水域を覆う氷河の広がりによって支配される、とNature Geoscience(電子版)に発表される研究が示している。これらの河は、沿岸の生態系に栄養素と真水を供給している。したがって、アラスカ南東部で氷河の覆う量が変わると、近くの河で栄養素の濃度に影響を及ぼす可能性があり、アラスカ湾に沿った海岸の生態系の栄養素の動態を変えることができる。
E HoodとD Scottは、アラスカ湾に沿った氷河の覆う量が異なった3カ所の流域で試料を採取した。彼らは、氷河の覆う量が大きいことは河川へのリンの入力が増加することと関連があり、氷河の量が小さいと流域により多くの有機物が流入することを発見した。最近氷河が後退した地域は、新しく地表に露出した土地の上に植物群落が発生することにより、窒素レベルが一時的に増加している。
doi: 10.1038/ngeo280
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