基礎研究が未来を変える原点に

基礎研究は「何の役に立つのか分からない」と軽んじられがちである。しかし、DNA鑑定、MRI、薄型テレビ、肥満症・糖尿病治療薬、RNAi薬、有鉛ガソリン廃止につながった鉛汚染の解明など、私たちの生活を支える技術の背後には、長年の地道な探究がある。

オルガノイドは臓器を模倣した微小な構造物。誰も考え付かなかった方法で、複数種類の細胞からなるヒト肝臓オルガノイドを作り出し、世界をあっと言わせたのは12年前のこと。武部貴則准教授・教授が医学部を卒業してすぐの時だ。その後も、オルガノイド研究分野を発展させるだけでなく、自由な発想で活躍の幅も広げてきた。

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