Nature ハイライト

宇宙: 銀河系中心の強力な磁場

Nature 501, 7467

超大質量ブラックホールの近傍に存在する、強力な磁場を持つパルサーPSR J1745-2900(想像図)。
超大質量ブラックホールの近傍に存在する、強力な磁場を持つパルサーPSR J1745-2900(想像図)。 | 拡大する

Credit: Ralph Eatough/MPIfR

いて座A*は、天の川銀河の中心部にあり、そこには超大質量ブラックホールの有力な候補が潜んでいる。この電波源は、放射が非効率的なガス降着によってエネルギーの供給を受けていて、おそらく磁場がこの降着流の発生を助けていると考えられている。大部分の銀河では、降着流は直接には解像できず、降着流の初期条件に関する情報が降着モデルには欠けている。R Eatoughたちは、いて座A*近傍のX線源として発見された新たなパルサーからの電波放射の回転を測定することにより、間接的に磁場強度を決定した。この結果は、力学的に重要な磁場がブラックホール近傍に存在することを示すものだ。

Letter p.391
doi: 10.1038/nature12499 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2013年9月19日号の Nature ハイライト

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