Nature ハイライト

遺伝:シロイヌナズナの系統間の差異

Nature 477, 7365

シロイヌナズナの中でも研究に最も広く使われている野生型Col-0系統のゲノム塩基配列は、AGI(Arabidopsis Genome Initiative)の一環としてすでに解読済みだが、今回、シロイヌナズナの18の自然系統のゲノムおよびトランスクリプトームをCol-0のものと比較することにより、この古典的な「実験植物」の遺伝的可変性の全体像が得られた。それぞれの系統のゲノムを「多対多」の総当たり方式で他の系統のゲノムと比較し、それによって捕捉する遺伝子の差異を最大にできた。

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