Nature ハイライト

宇宙:赤方偏移z ≈ 8.6にある銀河

Nature 467, 7318

これまでに分光学的に確認され、宇宙の最も遠くにある銀河として知られていたのは、赤方偏移z ≈ 8.2とz ≈ 6.96のものだった。Lehnertたちは今回、UDFy-38135539が赤方偏移z = 8.6にあることを報告している。この銀河は当初、ハッブル超深宇宙探査の深広視野カメラ3による観測で、z ≈ 8.6にある候補天体として見つかり、地上からの観測によりライマンα光子を放射していることがわかって、その位置が確認された。輝線の脱出に必要な体積をイオン化する十分な光子が、この単一光源だけから供給されている可能性は小さく、おそらくはすぐ近傍のほかの暗い銀河が大きく寄与しているはずである。

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