Nature ハイライト

Cover Story:2つの観測衛星によるオーロラ撮影:宇宙からの観察で明らかになった地球両極のオーロラの非対称性

Nature 460, 7254

北半球で見られる北極光と南半球で見られる南極光は、互いに鏡像関係にあると広く考えられている。しかし、常にそうだとは限らないことを示す新たな証拠が得られた。オーロラは、北極圏と南極圏の地磁気の磁力線によって結びつけられた場所で同時に発生しやすい。そして、この関係が、北極と南極のオーロラのパターン、位置、出現のタイミングを結びつけているのだろうと考えられている。2001年5月12日には、IMAGEとPolarの2つの地球観測衛星が、南極と北極の両方を同時に観測するのにちょうどよい位置にあった。こうして得られた画像が今回解析され、オーロラが非対称でありうることを示す明らかな証拠がもたらされた。非対称性は、両半球間に流れる電流(伝導率の違いによって生じると予測されているが、これまで実証されたことはない)によるものである可能性がある。表紙は、同時に撮影された南北両半球の画像で、上がIMAGE-WICの撮影した北半球、下がPolar VIS Earth Cameraの撮影した南半球である (Letter p.491, www.nature.com/podcast)。

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