Nature ハイライト

進化学:イシサンゴの絶対共生から条件的共生への進化

Nature 648, 8093

全てのサンゴが共生生物を失うと死ぬわけではない。その1例がオクリナ属のサンゴOculina patagonicaである。今回、さまざまなサンゴの宿主細胞を種間で比較することで、オクリナ属サンゴが、代謝適応とシグナル伝達適応を通して柔軟な摂餌戦略を進化させ、これにより絶対共生状態から解放されたことが明らかになった。

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