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有機化学:アミンにおける炭素–窒素結合様式のプログラム可能な再構築

Nature 658, 8134 doi: 10.1038/s41586-026-11009-1

第三級アミンは、生物活性分子に遍在するモチーフであり、これらの分子の分子認識や機能において中心的な役割を果たしている。中でも第三級ベンジルアミンは、豊富に入手できるビルディングブロックから容易に組み立てられるリード化合物創出の出発点として、創薬化学において特に重要であり、好ましい物理化学的特性と結合特性を有する。しかし、合成しやすいにもかかわらず、こうした骨格の中核をなす炭素–窒素(C–N)結合様式は実質的に固定されていて、多様化がベンジルアミン誘導体に限定されており、構造的に異なるアリール–アルキルアミン構造の直接構築が妨げられている。この制約を克服するには、分子構造が十分に作り込まれたアミン骨格内でC–N結合様式を直接、選択的に再構成する必要がある。今回我々は、C–N結合の触媒的再構築を通して、第三級ベンジルアミンを、静的な骨格から、分子の多様化をプログラム可能なプラットフォームへと変換できることを示す。二官能性求電子剤によるN-アルキル化は、パラジウム触媒によるC–N結合の切断と再構成を符号化する第四級アンモニウム中間体を生成する。この概念は、まず第三級ベンジルアミンの炭素1個のホモログ化を通して例示された。さらに重要なことに、この概念は、分子構造が十分に作り込まれたアミン骨格のC–N結合に、モジュール単位(単一炭素原子から、炭化水素鎖、複素環、アリール基を含む複雑な分子フラグメントまで)をプログラム可能な形で直接挿入するための一般的戦略を確立する。この能力は、アミン骨格のプログラム可能な多様化への道を開き、アミンの結合様式と分子構造の系統的な探索を可能にする。

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