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神経科学:皮質表層のCUX2ニューロンの拡張にはDNA修復への適応が必要

Nature 653, 8115 doi: 10.1038/s41586-026-10290-4

哺乳類の進化の中で、皮質表層の第2層と第3層(L2/3)の興奮性ニューロンは、他の層と比べて不釣り合いなほどの拡張を示してきた。皮質神経前駆細胞の複製拡張には、かなりの酸化的DNA損傷リスクが伴う。今回我々は、ATF4(activating transcription factor 4)が、DNA損傷応答の重要な調節因子としての役割を持ち、CIRBP(低温誘導性RNA結合タンパク質)、UBA52、EBF1などの二本鎖DNA修復の構成要素を直接活性化することを示す。注目すべきことに、皮質全体でのノックアウト(Emx1-Cre;Atf4fl/fl)によって、ATF4が、CUX2(cut-like homeobox 2)タンパク質の発現で標識される表層L2/3ニューロンの発生に特異的に必要であることが示された。ATF4は、p53依存的な様式で、胚の放射状グリア前駆細胞のDNA損傷を修復して細胞死を低減する機能を果たす。特に、CIRBPはATF4の転写標的であり、これが重要な二本鎖DNA修復因子ATM(ataxia telangiectasia mutated)の正常なリン酸化に必要なことが分かった。これらの知見は、ATF4がDNA損傷応答の極めて重要な調節因子であることを確立している。一連の知見はまた、哺乳類の脳発生中のCUX2陽性ニューロンにおける、複製ストレス後のDNA修復の並外れた要求が存在することを示している。

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