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免疫学:T細胞を再プログラム化するためのin vivoでの部位特異的な改変
Nature 652, 8110 doi: 10.1038/s41586-026-10235-x
キメラ抗原受容体(CAR)あるいはT細胞受容体(TCR)を発現するよう再プログラム化された改変T細胞は、がん治療を変革し、自己免疫疾患や感染症の治療法として探索されている。内在性遺伝子を破壊、あるいはDNAペイロードの正確な挿入によるゲノム編集を介したT細胞機能の亢進には大きな可能性があることが示されている。しかし、ex vivoでの製造過程は時間と費用がかかり、このため、これらの治療法の利用可能性は制限されている。CAR T細胞をin vivoで作製できれば、これらの障壁を克服できる可能性があるが、現在の方法は、持続性が限られた一過性の発現、あるいは特異性を欠くDNAペイロードの無作為な組込みに依存している。今回我々は、大きなDNAペイロードのin vivo部位特異的な組込みによって、安定かつ細胞特異的な導入遺伝子発現が達成できることを実証する。我々は、エンベロープを持つ送達小胞とアデノ随伴ウイルスをそれぞれ用いて、CRISPR–Cas9リボ核タンパク質とDNAドナー鋳型を送達するための2ベクター系を開発した。我々は、T細胞特異的な送達と遺伝子ターゲッティング効率のために、両方のベクターを最適化した。我々は、CAR導入遺伝子をT細胞特異的な座位に組込むことで、B細胞無形成症、血液悪性腫瘍、固形悪性腫瘍のヒト化マウスモデルにおいて、in vivoで治療レベルのCAR T細胞を作出した。これらの知見は、より効率的で、精密かつ広く利用可能なT細胞療法への道を開く。

