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環境インパクト:人工衛星画像によって明らかになった夜間の人間活動の変動性の増大
Nature 652, 8109 doi: 10.1038/s41586-026-10260-w
夜間の人工光(ALAN)は、人類の全球的な影響を象徴している。しかし、その真の増減についての理解は限られており、時間的に集計された人工衛星データに基づくことが多く、より微細な動態は覆い隠されていた。今回我々は、毎日の夜間衛星画像と連続的変化検出手法を用いて、高頻度ALANの動態(2014~2022年)の全球マップを作成した。我々の知見は、光の放射輝度の変化は概して漸進的で一方向的であるという従来の見方に疑問を投げ掛ける。実際には、地球の夜間光は驚くほど動的であり、増光と減光が頻繁に起こっていて、かつ併存していることを特徴とする。平均すると、人工光の変化を経験した各地点は、9年間で6.6回の明確な変化が起こっていた。この変動性に駆動されて、ALANの総変化の累積面積は、急激な変化が205万km2、漸進的変化が1904万km2となった。増光は、2014年の全球ベースラインの34%に相当する輝度増加に寄与したが、一方で減光がこれを18%打ち消した。注目すべきは、増光と減光の両方が、過去10年間で著しく激化したことである。夜間の人間活動の変動性が増大したことを示すこの証拠は、都市の進化、エネルギートランジション、政策の影響、急速に変わりゆく夜間照明の生態学的帰結を理解するための、重要な動的次元をもたらすものである。

