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メタ研究:社会・行動科学における再現性の調査

Nature 652, 8108 doi: 10.1038/s41586-026-10203-5

公表された主張は再現可能であるべきであり、同じデータに同じ分析を適用した場合は同じ結果が得られなければならない。本研究で我々は、社会・行動科学の分野にわたる62の学術誌で2009~2018年に出版された論文から無作為に層化抽出されたサンプルである600報の論文において、それらの再現性を評価した。これらの論文のうち、著者が再現性の評価のためにデータを利用可能にしていたのは144報(24.0%、95%信頼区間〔CI〕= 20.8~27.6%)で、我々はこれとは別に、さらに38報についてソースデータを得てデータセットを再構築した。データセットが利用可能な182報のうち143報を評価した結果、これらの論文に含まれる計551件の主張をそれぞれ論文当たりの主張の数によって逆重み付けすると、正確に再現可能と判定されたのは76.6報(53.6%、95%CI = 45.8~60.7%)で、少なくともおおむね再現可能(原著の効果の15%以内、または原著のP値の0.05以内)と判定されたのは105.0報(73.5%、95%CI = 66.4~80.0%)であった。政治科学および経済学の論文は他の分野に比べて再現性が高く、新しい論文は古い論文よりも、また、データ共有を義務付けている学術誌で出版された論文ほど再現性が高かった。知識の生産という複雑な試みにおいて信頼性を支えるには、研究が再現可能であることを確認する方策の導入が必要である。

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