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メタ研究:社会・行動科学の複製可能性の調査

Nature 652, 8108 doi: 10.1038/s41586-025-10078-y

複製可能性、つまり、以前の主張を裏付ける独立した証拠の探究は、一般化可能な知識の創造に重要である。今回我々は、2009~2018年に社会・行動科学の分野の54の学術誌で出版された164報の定量的論文の肯定的な結果に関する274件の主張について複製を試みた。これらの複製研究は、平均として原著の効果量を検出できるほど統計的検出力が高く(中央値99.6%)、必要に応じて、利用可能な場合には原著の研究資材を使用し、標準化された内部プロトコルにより事前に査読(ピアレビュー)が行われた。その結果、原著のパターンと同じ統計的に有意な結果が得られたのは、274件の主張のうち151件(55.1%〔95%信頼区間[CI]49.2~60.9%〕)で、論文当たりの複数の主張の複製について重み付けすると164報の論文のうち80.8報(49.3%〔95%CI 43.8~54.7%〕)であった。一部の推定値は不確実性が高かったが、分野による複製率のばらつきはわずかであった(42.5~63.1%)。ピアソンのrの効果量の中央値は、原著研究では0.25(95%CI 0.21~0.27)であるのに対し、複製研究では0.10(95%CI 0.09~0.13)で、これは82.4%(95%CI 67.8~88.2%)の共分散の減少に相当する。複製の成功を評価する13の方法で得られた推定値の範囲は、28.6~74.8%(中央値49.3%)であった。今回複製を試みたのは肯定的な結果のみであるため、原著の効果を検出する能力や平均への回帰に基づいて、効果量や有意性のいくらかの低下は予想されたものである。複製可能性に関する課題が、社会・行動科学の分野全体に及ぶことが観察され、これによって、複製可能性を促進あるいは抑制する条件を特定することの重要性が明らかになった。

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