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エレクトロニクス:6G通信に向けたスピン波帯域通過フィルター

Nature 650, 8102 doi: 10.1038/s41586-025-10057-3

単結晶イットリウム鉄ガーネット(YIG)を用いたスピン波(SW)フィルターは、周波数可変通信システムへの統合に魅力的な技術である。しかし、既存のSWデバイスは、将来の5G通信システムや6G通信システム向けに十分な帯域幅を持たない、大き過ぎる、スプリアス通過帯域が強いなどの理由で、意図しないチャネル間干渉が生じる。今回我々は、単一の外部磁気バイアスしか必要としないSWラダーフィルター・アーキテクチャーについて報告する。これは、ウエハースケールの製造を可能にする現代のマイクロ機械加工製造法によって可能になった。本研究で開発したフィルターは、2.54 dBという低い損失、最大663 MHzの帯域幅、7.08〜21.6 GHzの数オクターブにわたる中心周波数調整、通過帯域において11 dBmを超える入力換算3次インターセプトポイントという高い線形性を示した。また、このフィルターの動作が、周波数可変無線システムにおいて実験的に実証された。

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