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惑星科学:整列していない円盤を持つ300万歳の原始星をトランジットする巨大惑星

Nature 635, 8039 doi: 10.1038/s41586-024-08123-3

年齢が1000万~4000万歳の星をトランジットする惑星はこれまでに10個以上発見されているが、これより若いトランジット惑星はまだ見つかっていない。このような発見がないのは、惑星がこの年齢では完全に形成されていないためか、原始惑星系円盤によって我々の視野が遮られているためである可能性がある。しかし、外側の円盤の多くは反っていたり破壊されていたりすることが現在知られており、内側の円盤が枯渇しているとすれば、その結果としてトランジット惑星を確認できる可能性がある。本論文で我々は、おうし座分子雲にある、年齢が300万歳で質量が太陽質量の0.7倍の前主系列星の周りを軌道運動している、トランジット惑星IRAS 04125+2902 bを観測したことについて報告する。親星は、ほぼ正面(30°の傾斜角)を向いた遷移円盤と、軌道の離れた伴星を有する。この惑星は、周期が8.83日、半径が地球半径の10.7倍(木星半径の0.96倍)で、視線速度の測定から得られた質量の上限値が95%の信頼度で地球質量の90倍(木星質量の0.3倍)であり、この惑星は主系列星の周囲に頻繁に発見されるスーパーアースやサブネプチューンの前駆天体である可能性がある。星の回転拡幅と、伴星の広軌道(4秒角で635天文単位)はいずれも、これが横向きであることと矛盾しない。従って、この系の全ての構成天体は外側の円盤を除いて整列しているが、外側の円盤の向きがそろっていない原因はよく分かっていない。

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